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ブルーレイ by Yasman
2015年8月31日, 9:17 AM
Filed under: yasman

随分久しぶりにメルマガを更新してみる。
ネタはあり過ぎるほどなのだが、最近はツイッターに走ってしまいメルマガが手つかずになってしまう。
時代の流れなのだろうか。
だから内容を知っている人もいるだろうが「うん、知ってる。」という人も改めて読んでみて欲しい。

先月、4,5年ぶりぐらいにサンレコの元編集長の國崎氏から取材の依頼があった。
実は4,5年前にBDMを取材して欲しいとスシ屋でお願いをしたことがあった。
そのときあっさり「うちの雑誌は一般の人達が作れるものでしか扱えない。」と言われた。
一般の人がプロのようなことをできて初めて雑誌が売れるというスタンスらしい。
「あー、そうかよ。」だったらいいや。とそれ依頼全く音沙汰なしだった。

しかし彼はクレバーだと思う。
クールな物腰で、淡々とクレバーなことを言っているキレもので、みごとサンレコをメジャーな雑誌にした立役者だ。
こちらは理解されていない立場の取材協力者だった。
そうったいきさつもあり、正直取材なんて興味もなかった。
それで取材内容を聞くと、「まだ仮のタイトルなのだけど、(ストリーミング時代を生き抜くには)と題して、
OTOTOYの高橋健太郎さんにはハイレゾの立場で、サイデラのオノセイゲンさんにはDSDストリーミングの立場で、
僕にはブルーレイの立場で、それぞれ話を聞きたいというものだった。
まずその題材が頭に来たので、壁打ちで「やる」と答えた。
だってそうだろ、まるで「雪山で遭難したみんなが生き抜くには」的なお題で、人命救助をうたわず、
雪山に詳しい登山家とサバイバルに詳しい野宿評論家、遭難したときの健康管理のために栄養士、
それぞれ3方にアイテムについて話してもらいましょう的な記事、辞めてくれ、あまりにもメディア過ぎる。
「まずは人命救助だろ。」と。

取材は応じると言ったものの、ブルーレイの話なんてする気もなかった。
取材の日、國崎さんが来るや否や、「おれ、ブルーレイの話する気がないけど、それでもいい?」と切り出した。
まぁ、クレバーな天才だ。
ちゃんと話をまとめるだろうなと思いつつ。
「わかりました。」とクールな表情で、話を聞いてくれた。
インタビューの内容は8割が業界についての話で
ブルーレイについてはやっていることの機能について説明しただけだったが、さすが國崎氏しっかりまとめあげてきた。
まぁ面白い記事になったので、みんなにも読んでもらいたい。
サンレコのWEB掲載の記事だが、いまのところ1番読まれている記事になっている。
高橋さんとオノさんは、先については一切話をしない。
いま現在の対比でしかない。
大切なのは我々がどのようにしていくかであって、A,Bどちらがいいですかではないと思う。
あと時間がないから音楽聴けないとかわけのわからない持論を持ち出すのは辞めて欲しい。
聴いてないなら作るなと言いたい。
だから先について書いた記事は何等かの形で、興味を持って読まれているのだろう。
取材を終えて國崎さんが最後に「やっとどうしてブルーレイなのかわかりました。」と話をした。
「それ4年前にわかっててよ。」と言った。
しかし機能のことしか話さなかったし、祖堅くんの話もネタだったのによくまとめたと思う。

是非読んでもらいたい。
読んで共感を得てもらえたら、メルマガの先も読んでほしい。
メーカーの人達はメディアがないと生き残れないと思っているはずだ。

記事のリンク

http://rittor-music.jp/sound/column/streaming_alter/44344

おかげ様で、FF14「Before the Fall」は、オリコンのデイリー1位を獲得した。
2万ほどしかすれなかったので、ウィークリーはさすがに無理だと思う。
ゲームの続編作のサントラはそこまで受注が来ないのだ。
HMVなどは2人の手で足りるぐらいの発注だった。
でもこれでブルーレイだけでも1位が取れると思われたと思う。
「えっ、オリコンの総合に入るの?」と驚いた人はいるのかもしれない。

記事の補足をしたいと思う。
ブルーレイの話を盛り込んでくれたので、長かった「人命救助の話」が半分になってしまった。
最初に来た原稿は國崎さんが僕のことを考えてか「牙」のない文書になっていたので、思いっ切り「牙」を足した。

ただこの記事を読んでしまうとBDMってサントラやアニメ向きという印象を与える。
これはBDMの一例でしかないことを頭に叩き込んで欲しい。
どういったものを作るかはアーティストの制作側に託されているのだ。
だから僕たちは「こういうものは作れるのか?」という声が聞きたい。
そんなことを言う人もいなければ、考える人もいない。
ツイッターでは言っているように、いまはCDリリースを基盤に活動しているわけではない。
ジャンルによって、もっといえばアーティストによって活動の軸としているところが違う。
だからその軸を基準にしてアーティストのプロダクトを発信していかなければいけない。
あるアイドルであれば握手会やプロマイドであったりするだろうし、グッズかもしれない。
ハンドであればライブだったり、ファンとの交流会だったりするだろう。
それら軸から派生するプロダクトを出していくことが大切なのではないかと思う。
FFはもちろんゲームプレイが軸になっている。
だから映像もゲームをした人が回想できる映像を貼っているし、プレイリストなども工夫を凝らしている。
ただ単に素材を貼り付けているわけではない。

そしてブルーレイ付きCDなんて品は絶対に作らないで欲しい。
1枚で事が足りているのに「なぜ2枚?」
製造コストを下げろと言われているのに「なぜ2枚?」
CDなんて自ら聞いてもいないのに付けようとする。
ならば1枚で軸となることをしっかり埋めこんだ
ファンのためのディスクを仕上げたほうが絶対にセールスにつながる。
それはFFで証明済みだ。
ゲームサントラだ、売れても3000枚のものを4万まで売れるようにしたのだ。
アーティストものであれば、その相乗効果は驚くほどだろう。

あとブルーレイで特別な機能をつけるとすべてのプレーヤーでかかるかどうかチェックが必要だとか言われる人がいる。
(まぁ、団塊ジュニアが面倒だから、エクスキューズしているだけだと思うが)
確かにどのプレーヤーでかかるかかからないかとチェックする必要がある。
でも基本的にはブルーレイフォーマットの範囲で作られたブルーレイはすべてのプレーヤーで再生されなければならない。
だからソフトが悪いわけではなくプレーヤー側に問題があるのだ。
そのために何か特別な機能を付けた場合はロビンという機構に出して、
再生問題をハードのほうで共有してもらう構造になっている。
だからハリウッドが基盤になっているソフトは強いのだ。
これはUHD-BDにもつながっていく。
そうブルーレイは先のフォーマットがすでに決まっているのだ、
だからブルーレイを仮に音楽フォーマットにしてもあと30年は続けられる。
いまブルーレイの音楽ものを出しても7年後にはUHD盤の再販ができるのだ。
音楽業界はそうやって大きくなっていく。

あといまキングさんのほうで2タイトルBDMが進行している。
特記すべきところは若い制作者の目のギラギラ感だ。
自分が作りたいものを作る。
コンシューマーに手に取ってもらうものを作れる若い世代の気持ちの高ぶりが
またこの年齢になって感じられるのはとてもうれしい。

バーニー・グランドマン・マスタリング
前田康二

つづく

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