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ご心配をおかけしました by Yasman
2014年4月16日, 6:20 AM
Filed under: yasman

前回送ったメルマガで、また倒れたと思った人も
多かったみたいで、ご心配をおかけしました。

あれは去年の4月の話で、いろいろと話題が多く、
送れていなかったメルマガの内容を一気に送って
しまいました。ややこしかったみたいで、
すみません。

だが、実際に年末にかけてメルマガが送れないほど
多忙、そしてモンハン4をやり始めて、そしたら
グランツーまで発売されて仕事とゲーム三昧の日々
になった。

やばいなと思っていた。特に、グランツーはやば
かった。本当にリアル過ぎて「気持ちがいい」。
反面、三半規管に影響する部分が多かった。

タイヤが地面に吸い付く感覚などは、あり得ないs
ぐらい気持ちが良い。だから、微妙なハンドルに
車体か反応する。

それを視覚でとらえ判断していくうちに、三半に
負担がかかり酔ってくる。多分、過労も影響して
いたのだろう。

いつもであれば、ここまで酔ったりはしない。
「働き過ぎだな」と思いながらいた時に、事は
起こった。

自律神経がイカれてしまった。どうなるかというと、
耳鳴りがして、難聴になる。世間でいう「突発性難聴」
だ。

僕の場合は、自立神経だとわかっているので、
「ストレス」を無くし、「癒やす」しかない。

これを直すには、1週間ぐらいかかる。今回は逝って
しまったので、「もう少し掛かるかな」と思った。
いつもは「やばいかな」と思ったら、アメリカに
逃げていた。でも、今回は多忙もあって行くタイミングを
逃してしまった。

4月に脳梗塞を起こしたこともあり、飛行機に乗るのが
少し怖かったこともある。まぁ、右耳はしっかりして
いるので、何とか仕事はこなせる。

でも万全ではないので、休み休み仕事した。ゲームを
自粛して、読みたい本もあったので、ゆっくりと読んで
いくことにした。

今年は、働き過ぎずスローなペースでやっていこうと
心に決めた。

正月で休みか取れたこともあって、以前のような耳鳴りは
しなくなったものの、若干残っているので、ここはゆっくり
時間をかけて正常な状態にしていきたいと思う。

そして、「これは休まないと!」と思ったので、2月にLAに
行くことにした。行くと決めたら、まずはライブ情報だ。

何、「STING and Paul SIMON」それは行くしかないだろう。
STINGが歌う「スカボロフェアー」は是非聴いてみたい。

グラミーでパフォーマンスするという噂もあったが、
噂だった。そして、他も探していると「IMAGINE DRAGONS」が
あるではないか。

去年の11月頃から、とにかく気になっていた。
それというのも、ヒットチャートに入っているバンドの
音の作り方が大きく変わってきたからだ。

王道といわれている感じは全くなく、その人達が聞くと
「これバンドかよ」と言いたくなるだろうと思うサウンドだ。

僕は、どうしても音楽を脳で聴いてしまう癖がある。
これを心で聴けるようにしなければいけない。そうなると、
行って感じてくるのが一番手っ取り早い。

その会場にいる興奮したオーディエンスの姿を見たら、
きっと深く理解できるだろう。自分も、そのバンドを
好きになってしまうというほうが理解しやすいかもしれない。

いつもそうなので、今回もそうすることにした。成田の
ラウンジで時間を潰していると素晴らしいニュースが入った。

「FF14 Before Meteor サウンドトラック」がDEGアワード
高音質ポップス部門を受賞した。前にも話をしたように、
この作品は僕の最高の作品だ。それが評価されて、本当に
嬉しい。

音源は、ほとんど48Kと44.1Kだ。それを96K/24bitに
アップコンバートした。アップコンバートに意味が
あるのかと言われるとアナログを通す限り意味がある。

ただ96/24を音楽に生かすという意味で、まず
キャンパスが音楽に合っているのかを判断する必要が
ある。

ものによっては、そのままの状態のほうがパンチ感を
得られるからだ。ただ、ダウンコンバートするよりは
数段価値が増す。

1986年ぐらいから3324を使い始め、それ以来ずっと
アップコンバートなのだ。そうであるならば、試す
価値があると思い、挑戦している。

もちろん最初から96/24で録音されたものと比べて
どうかと言われると、たぶん結論は、その音楽が持つ
説得力なのだと思う。

そして今回は、ゲーム音楽としてこのクォリティーを
追求したことが評価され、パッケージとして魅力的な
ものを作ったことが受賞に導いたと思っている。

制作している人達は常にあきらめては駄目だ。卑屈に
ならず、否定的にならず、持っている希望を少しでも
拓くことで次の道が切り開けるのだ。

3/26に発売される「FF14 A REALM REBORN」は受賞した
作品の続編にあたる。ここには、96/24のミックスデータも
存在する。

それは、サウンドプロデューサーがあまりに96/24が
素晴らしいので、ミックスの段階で96/24にしてみたいと
思ったからだ。

それは、ゲームの音楽制作にとっては、二度手間になる
面倒くさい作業だけど、妥協することはない出口が
見つかったのだ。

そうやって、1つ何かを変えて実感することで次の変化を
もたらす。「Before Meteor」を仕上げた段階で次の
目標を定めた。

そして、それは一歩ずつ進んでいる。恐らく、
「A REALM REBPRN」の次の作品は、本当の高音質に値する
作品になると思う。

そして、他も追従するだろう。来年度は、面白くなると思う。

ロスに着くと、相変わらず眩しい日差しが目に刺さる。
そしてレンタカーを借り、ラジオ102.7 KIIS FM
トップ40チャネルをつけて405を走りホテルに向かった。

いつもはスタジオに向かうのだけど、少し疲れたので
今回はホテルに向かった。ホテルをチェックインして
いろいろ片づけていると、いい時間になってしまったので、
スタジオは次の日にして、映画を観に行った。

僕は映画が好きなので、こっちに来ると沢山見ることに
している。やはり、ハリウッドのクォリティーはどこにも
負けない。

映画制作者が多いので、自然にクォリティーが上がる。
僕も、自分の手がけたものがちゃんと再生されていなければ
文句を言うだろう。

有名な話だが、これはジョージ・ルーカスが始めた。
彼が「インディアナ・ジョーンズ」を作り上げて、娘を
連れて市内の劇場に見に行ったら、それがあまりに酷い
状態で公開されていたことに驚いた。

それで、劇場の再生の能力を上げるために、THXという
システムを作った。これは、劇場はこう作られるべきだと
いうフォーマットをライセンス化したものだ。

スピーカー、アンプ、劇場の持つノイズレベルといった
ものを高い水準にして、サンフランシスコの劇場に
導入した。

アメリカは、VHSのレンタルのおかげで、劇場の興行成績は
過去最低を更新していた時期にTHXを導入した劇場だけが
どんどん収益を上げたのだ。

そして、それは一気に全米で広がった。自分の子供には
いい状態のものを見せたいという思いがここまでする。

そして、残念ながら日本にTHXが導入されるのは、それから
10年後の1997年、海老名のワーナーマイカルが第一号だった。

その当時、誰もTHXの劇場を設計することができなかったので、
サンフランシスコからすべて運んだらしい。そして、その
デザインしたのがうちの近くにある、ウェストパークカフェを
スタートさせた女性オーナーの旦那さんだった。

今は名前を売ってしまい、別の人が経営をしているが、
当時は、あそこに行くとシスコの感じがしたものだ。

映画は、作った人に近い環境で再生ができる唯一の芸術だ。
だから、僕なんかはより楽しいのだろう。いつかは音楽も
そういった体験を増やすことができればと思う。

どうしてハリウッドで見ると、これほどセパレーションが
よく、リアもサイドもきれいに自然な感じで分離されているのか
わからない。
サラウンドの仕事をしている人、MAさんなんかは是非体験して
欲しいと思う。

そして、次の日にはスタジオに行き、バーニーと話をした。
最近の音楽事情などを、ちょうど帰り際のエンジニアの
トニー・ヴィカリを交えて雑談した。

ハリウッドに来ると、感覚を解放してくれるものに出会う。

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