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暑い日が続きますね。我々スタジオマンは朝から晩までスタジオにいるので、季節感を感じることなく過ごすのですが、今年はとくに暑い気がする。これもGLOBAL WARMINGなのか?? LIVE EARTH見たけど、地球を救おうということとライブを大規模にやる矛盾があまり好きではなかったけど、メッセージは多くに伝えられたのではないだろうか。僕もペットボトルからお総菜のトレーにいたるまで、スーパーのリサイクルボックスに返してます。しかもECOバック持って。うちもスタジオのECOバック作ったらみんな使ってくれるかな?? CDを持って帰るのに、そのバックを使ってくれるとかあるのだろうか??
話は変わって音のことですが、QUANTGEYがアナログを作るのを辞めて数ヶ月、僕もさすがにDATAが多くなった。
とにかくしびれる音を作る機材です。是非お試しください。
そこでもう一台PROTOOLSを増やしました。7対応インテルMACです。
6とも聞き比べたけど、なんかだかシャカシャカしている。でもボーカルのディテールはよいのではないだろうか。デジタルは常にプラス,マイナスだ。いいところがあれば、必ず悪いところがでる。両方ともうまく使いこなしていきたいと思います。
そしてDATAの話ですが、ほんとDATAってパンチ感に欠ける。無理にアタック感やパンチ感を出そうとするとどうしても四角い波形になってしまうので、そういったミックスが持ち込まれるのも理解ができてしまう。ただそれをやられるとこちらでは何もできなくなるので、よほどミックスが完璧にあがらないとお勧めはできないです。
そしてどうにかパンチ感が出せないかと思って、以前から気になっていた機材「TRANSIENT DESIGNER」を使ってみることを試しました。これがけっこうよかった。でもこの機材マスタリングで使えるほど、上質ではない。S/Nが悪いし、音質もいまいち抜けが悪い。なので本社のテクニカルに音を良くしてと頼んだところ、VCAからIC,電源にいたるまで改造してきて、まったく違うTRANSIENT DESIGNERになって返ってきた。名前も新たにIMPULS RESONARTORとかになっているし。ただもっと良くしたいと欲が出てしまい。6月本社に行ったときにPOTのバリューやらセパレート電源やらといろいろ注文をして改造をしてもらった。そしたらとんでもなくいい感じの別物になった。「やりすぎたかな??」 と反省もしたのだが、これはこれでいいからということで、もう一台TRANSIENT DESIGNERを購入して以前のバージョンも作ってもらって2台体制にしました。向かうところ敵なし。
面白かったのは本社に行く前にBIG BASS BRAINにTRANSIENT DESIGNERって「知ってる?」とメールしておいて、本社にいったらすでに買って使っていた。「eBAYで買ったんだ。」といっていた。